「最近、しゃっくりが増えた」と、感じることはありませんか?
しゃっくりが、1日1~2回程度であれば、あまり気に留めることはないと思いますが、何回もしゃっくりが続くようだと、横隔膜機能の問題が考えられます。
横隔膜とは、呼吸筋の中にある筋肉の一種です。
呼吸活動の、7割以上を横隔膜が担っているとされており、横隔膜が正常に機能しないと呼吸が正しく行えなくなる原因に。
横隔膜が正常に機能しなくなる原因は、ストレス・喫煙習慣・飲酒習慣・暴飲暴食が挙げられます。
これらが原因で、横隔膜の機能が低下し、慢性的なしゃっくりの引き金になります。
対策するには、喫煙を辞める・適正な飲酒を心がける・深呼吸を取り入れることが大切。
上手にセルフコントロールを行うことで、しゃっくりの対策に役立つ可能性があります。
「しゃっくり、早く止めたい!」
とお考えの方は、この記事を参考にしてみてください!
そもそも呼吸筋とは?
まずは、横隔膜を構成している呼吸筋についてお話していきます。
呼吸筋とは、人間の身体が呼吸活動を行う上で欠かせない筋肉です。
呼吸は、肺が収縮活動を行うことで、空気を体内に取り込んでいます。
収縮活動とは、肺が伸びたり縮んだりして、外部の空気を体内に取り込む運動のことを指します。
ただし、肺単体で収縮活動を行うわけではありません。
というのも、肺には自分で組織を伸び縮みさせる為の筋肉が備わっていないからです。
この時の収縮活動に欠かせないのが呼吸筋で、呼吸筋の伸び縮みが肺と連動して、収縮活動に繋がるという訳ですね。
その為、肺単体では伸び縮みすることができませんが、呼吸筋が存在することで肺の収縮活動に関係していることになります。
ちなみに、肺の収縮活動で重要な役割を果たすのが横隔膜です。
呼吸機能の、70%以上を横隔膜が担っているとされています。
横隔膜が不具合を起すことで、呼吸全体に影響を及ぼすこともあり、しゃっくりの原因にもなります。
横隔膜が不具合を起すと
上記でご説明した通り、横隔膜が不具合を起すとしゃっくりの原因になります。
では、なぜしゃっくりに繋がるのでしょうか。
それは、横隔膜がけいれんを起こすことが原因として考えられています。
けいれんを起こすことで、横隔膜から発生した急速な呼息が声帯を振動させて、「ヒック!」という音が発生します。
これが俗にいう、しゃっくりと呼ばれるものです。
「たかがしゃっくり」と高をくくると、呼吸困難などの重篤な症状を引き起こすこともあります。
ちなみに、しゃっくりが出やすい人は、生活習慣の乱れが多いようです。
中でも、以下4つの習慣が、しゃっくりを促進させる原因に。
- ストレス
- 暴飲暴食
- 喫煙習慣
- 過度な飲酒
しゃっくりを起す原因は、これら生活習慣の乱れが挙げられるのです。
では、どうして生活習慣の乱れがしゃっくりと関連するのでしょうか?
次の項目で、見ていきましょう。
生活習慣の乱れがしゃっくりに影響する理由
しゃっくりは、生活習慣の乱れが原因として考えられる旨をお話ししました。
・ストレス
・暴飲暴食
・喫煙習慣
・過度な飲酒
これらがあるとお話ししましたが、しゃっくりにどのように影響するのでしょうか。
1つずつ見ていきましょう。
ストレス
1つ目が、ストレスです。
ストレスをため込むことで、脳の自律神経系に影響が出ます。
通常、横隔膜は副交感神経(落ち着いた気分)と呼ばれる自律神経によって収縮活動を行っていますが、ストレスがたまることで交感神経(イライラした気分・不安な気分)が強くなってしまいます。
交感神経が強くなることで、横隔膜の動きが不規則になり、しゃっくりに繋がってしまうわけです。
呼吸と自律神経の関係について、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご確認くださいませ。
呼吸方法を変えて自律神経バランスを整えよう!【医師が詳しく解説!】
暴飲暴食
2つ目が、暴飲暴食です。
暴飲暴食を繰り返すことで、胃が拡張され横隔膜を圧迫します。
圧迫された横隔膜は、空気を外に出す働きが強くなる為、勢いのある空気を排出することになり、しゃっくりに繋がるのです。
喫煙習慣
タバコが原因でしゃっくりに繋がることもあります。
タバコを吸った時の、ニコチン・タールといった成分が肺を刺激して、しゃっくりに繋がってしまいます。
過度な飲酒
多量にお酒を飲むことで、胃が急激に刺激されます。
この時の胃の刺激が、しゃっくりに繋がるのです。
ちなみに、過度な飲酒の基準は、日本酒一合に匹敵する量と言われています。
「呼吸筋の疲労」に関して、こちらの記事でわかりやすくご紹介しておりますので、お読みくださいませ。
しゃっくり対策に大切な3つの方法
しゃっくりを対策するには、3つのことを試すことが大切。
では、3つの方法について、お話しさせていただきます。
禁煙する
1つ目は、禁煙することです。禁煙するコツは、タバコに代わるもの(ニコチンガム・飴)を噛んだりなめたりする事で、タバコが吸いたい気持ちを抑える対策の一つとしてあげられます。
他にも、1日10分程度の軽い運動を取り入れたりすることもいいと思います!
是非、参考にしてみて下さいね。
参考:禁煙
飲酒はほどほどに
2つ目は、飲酒を控えることです。
定期的に休肝日を設けたりして、お酒を飲まない日を作っていきましょう。
参考:お酒 減らす
しかし、なかなか習慣は消えませんよね。
そんな時は、深呼吸をするとがおすすめです。
深呼吸をする
深呼吸をするのは、1日5分程度の時間を活用して、気軽に取り組むことができます。
深呼吸の方法は
- 15秒程度かけてゆっくり息を吸う
- 10秒かけて息を吐きだす
この2つを意識することで取り組むことが出来ますよ。
参考にしてみて下さい。
でも、どれもめんどくさい・・そんな時は
上記で、しゃっくり対策に必要な3つのことをお話しさせていただきました。
しかし、正直面倒くさいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、呼吸筋トレーナーを活用することがおすすめです。
呼吸筋トレーナーのメリットは、以下の3つです。
- 口にくわえるだけ
- 1日5分
- セットアップはアプリにお任せ
殆ど人の手が要らないプロダクトになります。
また、自分の好きなタイミングで使用できるので、シチュエーションに囚われず呼吸機能の維持ができて、しゃっくりへの対策にも繋がりますよ。
まとめ【横隔膜を鍛えるプロダクトはaoiroへ】
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
しゃっくりの原因や、対策方法について、ご理解いただけたかと思います。
しゃっくりは、生活習慣の乱れが大きな原因。
だからこそ、日頃から過ごし方には気を付けたいところですよね。
ストレス・暴飲暴食・喫煙習慣・過度な飲酒といった、身体に悪い習慣を見直して、しゃっくり対策に結び付けていきましょう。
しかし、中には「面倒くさい」とお考えの方もいらっしゃいますよね。
そうした方には、Aoiroの呼吸筋トレーナーがおすすめです。
呼吸機能の維持に役立てることができ、横隔膜のけいれん対策に繋げることが可能です。
毎日取り組むことが必要ですが、日々の取り組みが健康な呼吸に役立てることが出来ますよ。
他にもトレーニング方法はたくさんございます。こちらの記事を読んで自分に合ったトレーニング方法を見つけてみてください!