STRYD 日本語マニュアル

STRYDは、シューズに装着するだけでランニングパワー(ワット)を計測できるフットポッド型パワーメーターです。このページでは、開封から最初のラン、スマートウォッチとの接続、データの見方までをご案内します。

STRYD日本正規取扱 株式会社アオイロ

クイックスタート — 4ステップ

  1. 充電する — 付属のマグネット式充電ケーブル(USB-C)にポッドを装着します。充電中はLEDが点灯し、完了すると消灯します。初回は満充電にしてからご使用ください。
  2. STRYDアプリをダウンロード — App Store / Google Playで「STRYD」を検索してインストール。アカウントを作成し、身長・体重を正しく入力します(パワーの算出に使用される大切な項目です)。
  3. アプリとペアリング — スマートフォンのBluetoothをオンにし、アプリの案内に従ってポッドを登録します。ポッドを軽く振ると起動します。
  4. シューズに装着して、走る — クリップをシューレースに固定し、ポッドの先端がつま先方向を向くように取り付けます。キャリブレーションは不要。走り出せば自動的に計測が始まります。

同梱物と主な仕様

同梱物

  • STRYD 5.0 ポッド本体
  • シューズクリップ
  • マグネット式充電ケーブル(USB-C)

同梱物が不足している場合は、下記サポート窓口までご連絡ください。

主な仕様

重量 約8g
電池持続時間 連続ラン 約20時間以上(一般的な練習頻度で約1か月)
充電方式 マグネット式ケーブル(USB-C)
接続方式 Bluetooth / ANT+(同時送信対応)
防水性能 生活防水(雨天走行OK・水没不可)
キャリブレーション 不要

充電と電池残量の確認

付属のマグネット式充電ケーブルの端子にポッドを近づけると、磁力で正しい位置に吸着します。USB-C端子を電源アダプタやPCに接続してください。充電中はLEDが点灯し、完了すると消灯します。

電池残量をすぐに確認する

ポッド本体を指で2回タップ(ダブルタップ)すると、LEDの色と点灯パターンで電池残量をお知らせします。練習前のチェックにご活用ください。

ヒント: レースや長時間のポイント練習の前日は、満充電にしておくことをおすすめします。ポッドはケイデンス(足の回転)を検知すると自動でスリープから復帰します。

STRYDアプリの初期設定

  1. App Store / Google Play で「STRYD」をインストールします。
  2. アカウントを作成し、メールアドレスを認証します。
  3. 身長・体重を正確に入力します。体重はパワー(W/kg)の算出に直結するため、変化があれば都度更新してください。
  4. Bluetoothをオンにして、アプリの案内に従いポッドをペアリングします。
  5. ファームウェア更新の案内が表示された場合は、そのまま更新してください。
ポイント: アプリでは走行データの自動同期、クリティカルパワー(CP)の自動算出、トレーニング分析が行えます。ウォッチをお持ちでない方も、アプリだけでSTRYDを活用できます。

シューズへの装着

  1. クリップの下側プレートをシューレース(靴ひも)の下に差し込みます。位置は足の甲の中央あたりが目安です。
  2. シューレース2〜3本をクリップで挟み込み、しっかり固定します。
  3. ポッドをクリップにはめ込みます。先端(細い側)がつま先方向を向いていることを確認してください。
  4. 軽く引っ張り、外れないことを確認してから走り始めてください。
注意: 走行後は毎回、ポッドの緩み・脱落がないかご確認ください。特にトレイルや不整地では確実に固定してください。

スマートウォッチとの接続

STRYDはBluetoothとANT+の両方に対応しており、主要なスポーツウォッチと接続できます。お使いのブランドを選んでください。

Garmin(ガーミン)
  1. スマートフォンのConnect IQストアアプリで「Stryd Zones」を検索し、データフィールドをウォッチにインストールします。
  2. ウォッチのラン画面のデータ項目に「Stryd Zones」を設定します。
  3. ランを開始する画面でSTRYDを装着した足を軽く動かすと、自動的にペアリングされます。

パワーに加え、接地時間・上下動などのフォーム指標もウォッチに記録されます。ペース・距離もSTRYD計測に統一したい場合は、センサーメニューからフットポッドとしても登録し、自動キャリブレーションをオフ(係数100.0)にしてください。

Apple Watch
  1. iPhoneにSTRYDアプリをインストールすると、Apple Watch用のSTRYDアプリが自動的にインストールされます(反映まで数分かかることがあります)。
  2. Apple WatchでSTRYDアプリを起動し、画面の案内に従ってランを開始します。

ワークアウトはiPhoneのSTRYDアプリに自動同期されます。

COROS(カロス)
  1. ウォッチの設定から「センサー」→「追加」を選び、STRYDを装着した足を軽く振って検出させます。
  2. STRYDをフットポッド(POD)として登録します。

登録後は、ランニングパワー・ペース・距離をSTRYDの計測値で記録できます。

Polar(ポラール)
  1. ウォッチの「設定」→「一般設定」→「ペアリングと同期」からセンサー検索を行います。
  2. STRYDをランニングセンサー(ストライドセンサー)として登録します。

対応機種ではランニングパワーの表示・記録が可能です。

Suunto(スント)/ Wahoo(ワフー)
  1. ウォッチのセンサーメニューからSTRYDをフットポッドとして追加します。
  2. 自動キャリブレーションをオフにし、キャリブレーション係数は100.0に設定します。

これにより、GPSではなくSTRYDの高精度なペース・距離が記録されます。

共通のポイント: STRYDはケイデンスを検知して起動します。ペアリング時は、ポッドを装着した足を軽く動かして(またはポッドを振って)ください。

ウォッチなしで走る

スマートフォンアプリで計測

STRYDアプリのラン画面から計測を開始できます。スマートフォンを携帯して走れば、リアルタイムでパワーやペースを確認できます。

ポッド単体で記録(スタンドアロン記録)

スマートフォンもウォッチも持たずに走っても大丈夫。STRYDは走り出し(ケイデンス)を検知すると自動で本体メモリに記録を開始します。帰宅後にアプリを開けば、走行データが自動的に同期されます。

ヒント: 本体メモリには直近の走行データが保存されます。データの取りこぼしを防ぐため、こまめにアプリと同期してください。

データの見方 — 基本用語

用語 意味
パワー(W) いま、どれだけの強度で走っているかを示すリアルタイム指標。坂・風・路面に左右されず、一定の物差しでペース配分ができます。
クリティカルパワー(CP) 約1時間維持できる出力の目安。トレーニングゾーンやレース目標パワーの土台になります。走るほど自動で更新されます。
RSS(ランニングストレス) 1回のランがどれだけ体に負荷を与えたかを数値化したもの。強度と時間の両方を反映します。
RSB(ストレスバランス) 直近の疲労と長期的な体力のバランス。調子の波やテーパリングの判断に役立ちます。
フォーム指標 接地時間、上下動、レッグスプリングスティフネスなど、フォームの状態を示す指標。
エアパワー 風の抵抗に費やしたパワー。向かい風の日も数値で強度を管理できます。

まずはこの使い方から

最初の数回は、いつも通り走ってデータを貯めましょう。CPが算出されたら、イージーランは低めのパワー、ポイント練習は目標パワーを一定に保つ——それだけで、坂や風に惑わされないペース配分が身につきます。

STRYDメンバーシップ(サブスクリプション)に登録すると、目標レースに向けて毎日の練習を自動調整するAdaptive Training(アダプティブトレーニング)や、より詳細な分析機能が利用できます。メンバーシップなしでも、パワー計測・CP算出などの基本機能はご利用いただけます。

お手入れと保管

STRYDは生活防水仕様のため、雨天での走行は問題ありません。泥や汚れが付いた場合は、水で軽く洗い流し、よく乾かしてから充電してください。

お守りください:
・水没(川の横断、深い水たまり、洗濯機など)は故障の原因になります。危険がある場合は取り外してください。
・高温になる場所(真夏の車内など)での放置は避けてください。
・長期間使用しない場合も、数か月に一度は充電してください。

トラブルシューティング

症状 確認すること
ポッドが見つからない ポッドを軽く振って起動させる/電池残量をダブルタップで確認/スマートフォンのBluetoothがオンか確認/他の機器との接続を一度解除する
充電できない 充電端子の汚れを拭き取る/マグネットが正しい位置に吸着しているか確認/別のUSB電源で試す
パワーの数値が不自然 アプリの体重・身長が最新か確認/ポッドの向き(先端がつま先方向)と固定を確認
ウォッチに距離・ペースが反映されない フットポッドの設定で「速度・距離を常にセンサーから取得」になっているか確認/自動キャリブレーションがオフ(係数100.0)か確認
データが同期されない アプリを起動した状態でポッドを近くに置く/アプリとファームウェアを最新に更新する

よくあるご質問

キャリブレーション(校正)は必要ですか?

不要です。STRYDは装着してすぐに高精度なペース・距離・パワーを計測できます。ウォッチ側のフットポッド設定では「自動キャリブレーション:オフ/係数100.0」にしてください。

トレッドミルでも使えますか?

使えます。GPSの届かない屋内でも、STRYDはトレッドミル上のペース・距離・パワーを正確に計測します。トレッドミル練習との相性はSTRYDの大きな強みのひとつです。

メンバーシップ(サブスクリプション)は必須ですか?

必須ではありません。パワー計測、CPの自動算出、走行データの記録・グラフ表示などの基本機能は無料でご利用いただけます。Adaptive Training(自動調整トレーニングプラン)や高度な分析を使いたい方にメンバーシップをおすすめします。

左右どちらの足に着けても良いですか?

どちらの足でも計測できます。いつも同じ足・同じ位置に装着すると、データの一貫性が高まります。

心拍計と併用できますか?

できます。STRYDはパワーを、心拍計は心拍を、それぞれ独立して計測します。パワーと心拍を組み合わせることで、体調やコンディションの変化も読み取りやすくなります。

2台のウォッチやアプリと同時に接続できますか?

STRYDはBluetoothとANT+で同時に送信しているため、ANT+対応ウォッチとBluetooth機器(アプリなど)への同時接続が可能です。

サポート窓口

STRYD日本正規取扱 株式会社アオイロ
製品の使い方、初期設定、故障のご相談は、日本語でお気軽にお問い合わせください。
メール: support@aoiro.co.jp

STRYDはStryd, Inc.の製品です。本マニュアルはSTRYD日本正規取扱店 株式会社アオイロが日本のお客様向けに作成したものです。仕様は予告なく変更される場合があります。Garmin、Apple Watch、COROS、Polar、Suunto、Wahooは各社の商標です。