Project Stellaが女性チーム記録を約3時間更新 — 280マイルの挑戦をデータで見る
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Project Stellaは、Santa MonicaからLas Vegasまでの280マイル以上を30時間19分で走破し、女性チーム記録を2時間54分更新しました。
砂漠の暑さ、夜間の冷え込み、強風、そして2,800フィートを超える登り。過酷な条件の中で記録を破れた理由は、単なる走力だけではありません。
そこには、緻密な戦略と、Strydによる正確な負荷管理がありました。
The Speed Projectとは
The Speed Projectは、道路、砂漠、トレイル、砂利道など、さまざまな地形を進む長距離リレーです。
時計は止まらず、選手たちは交代しながら走り続けます。速さだけでなく、戦略、回復、チームワークが結果を大きく左右します。
LAを抜ける序盤
序盤は都市部を抜けるため、各選手が9マイル以上の長い区間を高速で担当しました。
Strydのデータを見ると、各選手が序盤から非常に安定したペースで走れていたことが分かります。
ただし、記録ペースを大きく上回る入りだったため、問題は「この速さを最後まで保てるか」でした。
砂漠で始まる本格的なリレー
都市部を抜けると、チームは短いリレー形式へ移行しました。
休息が取れることを前提に、選手たちはより高い出力で走れるようになります。
実際に、区間が短くなったことでパワーは上がり、狙い通りの戦略が機能していました。
強風でも、パワーは落ちていなかった
約60マイル地点で、チームは強烈な向かい風に直面しました。
ペースだけを見ると落ちているように見えます。しかし、Strydのパワーデータでは出力は維持されていました。
つまり、選手たちは失速していたのではなく、厳しい風の中でも同じ努力量を保っていたということです。
ペースではなく、パワーが本当の状態を示す
砂漠区間では、ペースに大きなばらつきがありました。
しかし平均パワーは非常に安定しており、ペースの変化は疲労ではなく、風や地形の影響だったことが分かります。
これが、パワーで走る大きなメリットです。
最大の難所、2,800フィートの登り
20時間以上走り続けた後に現れる、13マイル・2,800フィート超の登り。
多くのチームが崩れる場面ですが、Project Stellaはここでも冷静でした。
登りの前半と後半で同じ317Wを維持し、戦略通りに難所を乗り越えました。
225マイル地点、午前4時の危機
225マイル地点、午前4時。寒さ、空腹、睡眠不足、疲労が重なり、チームは最も苦しい時間帯を迎えました。
しかし、Strydのデータでは、時間の経過とともにパワーが戻っていく明確な傾向が見られました。
チームはそこで踏みとどまり、再び記録ペースへ戻ります。
ラスベガスへのラストスパート
ゴールが見えてからも、チームはただ流すことなく、さらにタイムを削りにいきました。
リレーを60秒単位に短縮し、各選手がより高い出力を出せる形に変更。最後まで攻め切りました。
新記録、30時間19分
Project Stellaは、The Speed Projectの女性チーム記録を2時間54分更新しました。
この結果を支えたのは、世界レベルの走力だけではありません。
風、登り、寒さ、疲労、夜明け前の苦しさ。あらゆる条件に対応しながら、パワーを基準に冷静に走り続けたことが、記録達成につながりました。